【説明】札幌市東区の新生公園トイレ。2019年5月の様子。この便所に立ち寄ったのは6年ぶりである。◇

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地図]



個室内にトイレットペーパーが山のように積まれていた。

「便所紙を恵んでくれるなんて素晴らしい!」と一見、思いそうだが、この三角コーナー棚は用を足す際の荷物置場である。このように棚が占拠されていると、排泄中に手荷物をどこに置けばよいのかという問題が発生する。実際にここで大便をする人にとっては、ありがた迷惑なのかもしれない。

いたずら
しないで
下さい

寄付
さ●●
●●こ
トイレットペーパーに寄付(というか個室内に放置)した人物の名前らしきものが書かれていた。匿名希望なのかと思いきや、どうして自己主張を忘れていない。
もし、この名前が他人のものであり、親切な行いを装った嫌がらせを目的としているとしたら、かなり手強い知能犯である。

持ち出し禁止
「たくさんあるものは大事にしてもらえない」のが世の常。このように、濡れた床に置かれて水を吸ってしまったトイレットペーパーは、もう使い物にならない。

さて、個室内の落書きは沈静化した模様。これまで、たった一人の主が書いていたのではないかと推測されるが、すでにその主は近隣に住んでいないのかもしれない。
扉の補強状況も6年前と様子は変わっていなかった。

扉の精液痕は古いものが僅かに残っていただけで、新しいものは見当たらなかった。
