雁来船着場2024年8月

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【説明】札幌市東区の豊平川河川敷「雁来船着場」2024年夏の様子。2020年頃に船着き場の運用は終了したと言われている。しかし、どこかで公式な発表があったわけでもなく真相は不明のままである。現在コンクリート造の巨大な建造物は、放置された状態が続いている。現地を訪ねたところ、まるで人工物を飲み込むかのように草が生い茂っていた。秘境スポットとしての存在感は、以前よりも増強したようである。◇



地図
https://maps.app.goo.gl/BmR8A6RnRZZUvozv8





2022年秋、河川敷の雑木林は消失した。同年、札幌市内で「ヒグマ」が出没する事件が多数発生した。河川敷の雑木林にヒグマが隠れる心配があるとして、ほとんどの木が切られたのである。遠目には河川敷に森が存在するように見えるかもしれないが、生えているのは草である。ちなみに川の対岸、江別側の木は残っているように見えた。



行き止まりから河川敷に下りて船着き場を目指す。









遠方に見える建屋と煙突は、白石清掃工場である。











ようやくひな壇が見える場所に到着した。地面は土ではなくコンクリートである。コンクリートの上に植物が生えている光景は奇妙だが、川が増水した際に積もった泥の上に草が生えているのである。根はどうなっているのだろうか。







ひな壇の上は思ったよりも綺麗な状態だった。定期的にだれかが掃除しているのだろうか。ゴミらしいゴミは見当たらなかった。

●上流側の出入り口

船着き場の出入り口には、上流側と下流側の2か所が存在する。下流側からの道のりは草むらを掻き分けて進む感じだったが、上流側の出入り口にはまだ道らしい道が存在していた。行き止まりからは遠回りになるが船着き場のひな壇には、上流側から入った方が容易にたどり着ける。



目印になる木が切られたため景色にメリハリがない。どこから船着き場に下りるのか分からないかもしれないが、点在する標識の位置関係は昔と変わらない。しばらく歩いていれば徐々に思い出す。



上流側の出入り口

地図
https://maps.app.goo.gl/VNCdRYEvFfuZfHn86



この先、道なりに歩けば船着き場である。



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【野外】雁来船着場

大通公園11丁目公衆トイレ2024

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【説明】札幌市中央区大通西11丁目、大通公園内の公衆トイレ。2023年10月から改修工事のため閉鎖されていたが2024年4月に再開した。◇



地図
https://maps.app.goo.gl/EpSnQMqrkx8pkwqN8



西(画像右)の外壁に変化あり。以前は透明なガラス板であり内部が丸見えだった。ガラス板の表面に樹脂製のシートを貼ったのだろうか、改修後は目張りされていた。



洗面台と鏡は変わっていないように見えた。





大便器の個室は2室から1室に減少。向かって右の扉は掃除用具入れである。



個室には便利な設備がお目見え。収納式のフィッティングボードが設置されていた(四角い板状の物体)。フィッティングボードとは着替え台である。着替えだけではなく、荷物を置くこともできるという。







今風のお洒落な小便器になっていた。





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【便所】大通公園11丁目トイレ

伏古公園2023年4月

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【説明】札幌市東区にある伏古公園。老朽化した設備の更新作業が2019年頃から進められてきた。2023年になり園内の作業もだいたい終わったようである。◇

●北側出入り口



地図
https://goo.gl/maps/AudnpnJ6vn3wGqpm9



園内に設置されている案内図は古いままだった。所在地の記載の前に目張りのシールが貼られていた。公園の昔の運営者名が書かれているのだろう。





噴水がリニューアルされたそうなので見に行くことにした。

●噴水広場



場所
https://goo.gl/maps/ZEF8fyTvDytu3cY29



完成イメージ図には小さな噴水が描かれていたように見えたのだが、水が出ているようには見えなかった。



階段の手すりはブルーシートで包まれていた。スケートボード対策なのかもしれない。

●藤棚



場所
https://goo.gl/maps/csY2p7f9Vv6XAgXp6





藤棚は立ち入り禁止になっていた。設備が老朽化しているのだろう。これから藤棚は撤去されるのかもしれない。

●環状通側トイレのあった場所



かつて公衆便所が存在していた場所。手元の記録では2019年6月に取り壊されたとある。撤去後、新しい便所が造られることはなかった。

場所
https://goo.gl/maps/oumfpqYMPHpPfhuU9



地面を眺めてみても、かつてこの場所に便所があった面影はどこにもない。



環状通側の仲通りにはこの日も路上駐車の車列ができていた。

●北側トイレ



北側(テニスコート側)の公衆便所が新しくなっていた。

場所
https://goo.gl/maps/3PBN9Ad9QJtsr2qi7



札幌市内の公園でよく見掛ける今風の公衆便所に変わっていた。悪臭も皆無。便所は新しくて綺麗に越したことはない。







個室の壁に落書きは見当たらなかった。



多目的トイレの扉には夜間閉鎖の張り紙があった。20時頃から施錠されるのだろうか。

●テニスコート傍の広場



場所
https://goo.gl/maps/PJnAoQy53Y95BPbw8





そういえば日中この広場のベンチに座っている人を見たことがない。

●遊具広場のオブジェクト



遊具広場のとなりに魚介類のオブジェがあった。



新しいものではないはずだが昔からこんなものがあったか記憶にない。生々しい造形をしていた。

●自動販売機



ひと際目を引いたのはアイスクリームの自動販売機だった。

場所
https://goo.gl/maps/3dPzfhiKbEb5hVM56



江崎グリコのセブンティーンアイス。



ゴミ箱の覗き窓がアイスキャンディーの輪郭になっていることに気づいた。さすがお菓子の会社である。遊び心を大切にしている。

●駐車場



公園北側にある駐車場。

場所
https://goo.gl/maps/8SZ2gQDrR8v3tss79





車止めの石に変化あり。別の石に変わったように見えたが、元々あった石の向きが変わっただけなのかもしれない。不明である。

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【野外】伏古公園

江別河川防災ステーション裏・千歳川合流点

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【説明】北海道江別市の石狩川と千歳川の合流点付近。近隣に「江別河川防災ステーション」という呼称の水防施設が存在する。千歳川右岸には船着き護岸が整備されている。2022年6月の様子。◇

この辺りには1971年まで「渡し舟」が存在し、石狩川を船で渡ることができたという。現代では冗談のような話に聞こえるかもしれないが、たびたび発生する洪水被害に耐えうる強固な橋を架けることができなかった時代、川を船で渡るしかなかったのだろう。

●江別河川防災ステーション裏

江別河川防災ステーションは、北海道江別市大川通6に存在する水防施設である。今回、目指すのは防災ステーションの正面玄関ではなくて、建物の裏側。



防災ステーションの裏に通じる道路は、JR函館本線の踏切近くにある。

地図
https://goo.gl/maps/CYLQwzRn5PnQszmq7





資材置き場。札幌市白石区菊水元町にある「水防資材備蓄基地」と雰囲気が似ていると思った。



防災ステーションの裏側。表側の国道12号線沿いには、もっと見栄えのするガラス張りの建造物がある。

●駐車場へ向かう

防災ステーション裏側から新江別橋の下に掛けて、舗装された道路が存在する。





新江別橋の橋梁下。雨を避けられそうなのは、ここだけである。

●駐車場

橋梁下から道なりに100mほど進むと駐車場が現れる。舗装された道路はここまで。

地図
https://goo.gl/maps/BMUv9RtHBjr3XG1D9







駐車場は、作業車を停めるためのものだろう。



不法投棄を警告する看板。このような警告の看板が存在する場所は、警察のパトロールカーの巡回地点になっていることが多い。とくに夜間はパトカーが来ると思った方が良いだろう。

●駐車場の奥

駐車場から北西に向かい、石狩川と千歳川の合流点を目指す。軽装の場合は駐車場から先には行かない方が良い。草むらを歩くことになるので、「マダニ」に刺されるなど危険な虫の被害に遭う危険あり。













●千歳川合流点付近



地図
https://goo.gl/maps/AWTCArojrZWLz7Wo6

石狩川と千歳川の合流点付近。ここで行き止まりである。鉄製の柵のような安全のための設備は一切ない。興味本位で川辺に近づいてはいけない。川に落ちたら溺れて死ぬ。









対岸に臨むのは1.7km先「江別支所ライスセンター瑞穂の館」である。収穫したお米を乾燥させる施設のようである。

●合流点の南

合流点から南に進む。







衣装ケースらしきゴミが放置されていた。中に何か入っているように見えたが、目を逸らすことにした。怪しすぎる。こういった場所で、下手に犯罪に結びつきそうなものを見つけてしまったら厄介である。





●船着き護岸

防災ステーション裏に戻り、船着き護岸に降りてみる。



まず目にしたのは川の深さを警告する看板。



地図
https://goo.gl/maps/VGmG3tupgWy1Sr5M7



護岸には、綺麗な煉瓦調のタイルが敷かれていた。江別と言えば煉瓦である。



船着き護岸なので、当然のことながら船を着ける設備がある。







至るところに浮き輪が置かれていた。これは飾りではなく、稀に川に落っこちる人がいるという意味だろう。ようするに、この場所は危ない。



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【野外】江別防災ステーション裏

桑の実公園2020年5月落書きの攻防

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札幌市中央区の桑の実公園。JR桑園駅から札幌場外市場に向かう道路(桑園・発寒通)沿いにある公園である。◇

地図
https://goo.gl/maps/SByFK4YC6j8oNjf28









園内の公衆便所。男女兼用の便所である。











小便器の衝立では、落書きの攻防が繰り広げられていた。



20才の女の子にシャブらせたぜ。















いまさらではあるが、ボールペンで書かれた落書きの上に油性ペンで打ち消し線を殴り書きしてしまうと、余計に汚らしくなり「迷惑」なのではないだろうか。



便所の出入口にシャッターが備わっていることに気付く。どういった場合にシャッターを閉める用事があるのだろうか。想像してみたが、不穏な事件しか思い浮かばなかった。
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