【説明】北海道江別市の石狩川と千歳川の合流点付近。近隣に「江別河川防災ステーション」という呼称の水防施設が存在する。千歳川右岸には船着き護岸が整備されている。2022年6月の様子。◇
この辺りには1971年まで「渡し舟」が存在し、石狩川を船で渡ることができたという。現代では冗談のような話に聞こえるかもしれないが、たびたび発生する洪水被害に耐えうる強固な橋を架けることができなかった時代、川を船で渡るしかなかったのだろう。
●江別河川防災ステーション裏
江別河川防災ステーションは、北海道江別市大川通6に存在する水防施設である。今回、目指すのは防災ステーションの正面玄関ではなくて、建物の裏側。
防災ステーションの裏に通じる道路は、JR函館本線の踏切近くにある。
地図
https://goo.gl/maps/CYLQwzRn5PnQszmq7資材置き場。札幌市白石区菊水元町にある「水防資材備蓄基地」と雰囲気が似ていると思った。
防災ステーションの裏側。表側の国道12号線沿いには、もっと見栄えのするガラス張りの建造物がある。
●駐車場へ向かう
防災ステーション裏側から新江別橋の下に掛けて、舗装された道路が存在する。
新江別橋の橋梁下。雨を避けられそうなのは、ここだけである。
●駐車場
橋梁下から道なりに100mほど進むと駐車場が現れる。舗装された道路はここまで。
地図
https://goo.gl/maps/BMUv9RtHBjr3XG1D9駐車場は、作業車を停めるためのものだろう。
不法投棄を警告する看板。このような警告の看板が存在する場所は、警察のパトロールカーの巡回地点になっていることが多い。とくに夜間はパトカーが来ると思った方が良いだろう。
●駐車場の奥
駐車場から北西に向かい、石狩川と千歳川の合流点を目指す。軽装の場合は駐車場から先には行かない方が良い。草むらを歩くことになるので、「マダニ」に刺されるなど危険な虫の被害に遭う危険あり。
●千歳川合流点付近
地図
https://goo.gl/maps/AWTCArojrZWLz7Wo6石狩川と千歳川の合流点付近。ここで行き止まりである。鉄製の柵のような安全のための設備は一切ない。興味本位で川辺に近づいてはいけない。川に落ちたら溺れて死ぬ。
対岸に臨むのは1.7km先「江別支所ライスセンター瑞穂の館」である。収穫したお米を乾燥させる施設のようである。
●合流点の南
合流点から南に進む。
衣装ケースらしきゴミが放置されていた。中に何か入っているように見えたが、目を逸らすことにした。怪しすぎる。こういった場所で、下手に犯罪に結びつきそうなものを見つけてしまったら厄介である。
●船着き護岸
防災ステーション裏に戻り、船着き護岸に降りてみる。
まず目にしたのは川の深さを警告する看板。
地図
https://goo.gl/maps/VGmG3tupgWy1Sr5M7護岸には、綺麗な煉瓦調のタイルが敷かれていた。江別と言えば煉瓦である。
船着き護岸なので、当然のことながら船を着ける設備がある。
至るところに浮き輪が置かれていた。これは飾りではなく、稀に川に落っこちる人がいるという意味だろう。ようするに、この場所は危ない。
情報ページ
【野外】江別防災ステーション裏